世界を創世したとされる創造主が
その世界の始まりから終わりまで誰がいつ何をするかということを
事細かに記された記録の保管庫のようなもの。
概念的なものであるが故に、形として存在するものではない。

時の冒険者の世界に属する者は
世界を創世した創造主によって生み出された存在であるため
アカシック・レコードに人生の始まりから終わりまで
すべての事象が記されている。

しかし、創造主は意図的に
一部の人間のみ人生の先を記さずにいて
その後、その人物がどういった進化を遂げていくかを
観察しているが、その真意は不明。

アカシック・レコードにその者がどういった事象を
刻んでいくのかを記しているにもかかわらず
それ通りに事象が起こらないような人間も存在しており、
アカシック・レコードの枷から外れた存在となっている。

これは、創造主すら原因が分かっていないため
アカシック・レコードと実際の世界が刻んでいく歴史のズレを監視するために
創造主直属のアカシック・レコードの使者という者も存在する。

登場する作品

時の冒険者3 ～愛は惜しみなく与う～以降の作品