スペイン自治警備軍所属時代のシモン・フェルナンデスが初任務で
スペイン国内で紛争を起こしていたテロリスト集団の鎮圧任務後に
シモンに付けられた異名である。
この紛争で閃光の如く戦場を駆け巡り
敵味方問わず惨殺し、その身体を鮮血に染めたことに由来する。
この事件は任務中に重傷を負ったシモンが使用武器である銃剣リグ・ヴェーダの中に
封じ込められていた破壊神シヴァに身体を乗っ取られたことで起きてしまった。
実際にはシヴァに身体を乗っ取られた際に
身体が紅いオーラに覆われていただけなので
返り血を浴びて身体が紅くなってしまったわけではない。
なお、紅の閃光の最初の犠牲となった者は
当時の婚約者だったテレサ・ヒメネスである。
また、シモンが紅の閃光として初めて暴走した事件で
シモンと交戦し生き残った唯一の人間がディエゴ・フェリシアーノである。
時の冒険者ACEの初期のころのシモンは
この事件がきっかけとなり、紅の閃光の力を忌み嫌い
自身にとって大切な者には不幸が訪れると考え、人との距離を取っていた。
ACE中篇においては、魔導兵器ラグナロク相手に
シヴァと同じ目的を持ったことで同調し暴走することなく戦ったこともあるため、
利害の一致によっては強い味方となることもある。
最終的には、破壊神シヴァが本来の姿である
暴風雨神ルドラになったことで、シモンがその力を完全に制御できるようになり、
時空破戒の乱において勝利を納めるための切り札となる力となった。
登場する作品
時の冒険者ACE ~後世へ語り継がれる叙事詩~
時の冒険者ACE外伝 ~堕ちた天使の覚醒~