概要
狙撃銃の銃口付近に短剣が固定されている歴史を感じる古臭い武器である。
見た目は上記の通り非常に古臭さを感じる武器であるが
このリグ・ヴェーダには破壊神シヴァが封印されている。
スペイン自治警備軍時代の紛争鎮圧の戦いの際にシモンは破壊神シヴァと遭遇し、
偶然にもリグ・ヴェーダの中に封印してしまう。
武器の使用者であるシモンが窮地に陥ると
封印されたシヴァがシモンの意識を乗っ取って
暴れまわるという非常に危険な武器となってしまった。
これが原因でシモンは婚約者だったテレサをその手に掛けたこともある。
これ以降、リグ・ヴェーダは危険なものと考え
他の者が扱ってはいけないと考え、あえて自分が持ち続けた。
ACE終盤においてシヴァが本来の姿である
暴風雨神ルドラとなったことでシモンがその力を自由に引き出せるようになった。
作中では明かされていないが、実際にはシヴァ(ルドラ)と同調できるのは
アカシック・トリガーの力を持つシモンのみなので他の者が扱った場合は、
シヴァに意識を乗っ取られるという展開にはならなかった。
なお、このリグ・ヴェーダはシモンの父の形見であることは明かされている。
破壊神シヴァを偶然にも封印してしまったのは
シモンがアカシック・トリガーであり、シモンが扱えるブレイカーがこのリグ・ヴェーダであり
扱えるブレットがシヴァ(ルドラ)であったため、偶然の重なりによるところが非常に大きい。
しかし、この偶然の重なりもアカシック・レコード上では
必然的に起こるモノとして描かれていたものと予想される。
登場する作品
時の冒険者ACE ~後世へ語り継がれる叙事詩~