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シモン・フェルナンデスSimon Fernandez

パーソナルデータ
キャスト 織倉俊哉
キャラクターデザイン
出演作品 時の冒険者ACE ~後世へ語り継がれる叙事詩~
時の冒険者ACE外伝 ~堕ちた天使の覚醒~
時の冒険者ACE外伝2 ~時空を越えた愛のカタチ~
時の冒険者MTC 妄想の中で活きる戦乙女
生年月日 西暦3204年8月14日
年齢 16歳(ACE外伝2)
18歳(ACE外伝,MTC)
20歳(ACE前篇)
24歳(ACE中篇,ACE後篇)
身長 182cm
体重 62kg
出身地 スペイン
遺伝子操作出生データ 優性肉体的成功体
出演合計話数 時の冒険者ACE:15話
時の冒険者ACE外伝:1話
の冒険者ACE外伝2:1話
時の冒険者MTC:4話
合計21話
備考 時空破戒の乱シリーズ主人公
人物

史上初のアカシック・トリガーを有するソヴリン・フォース。
何事にも冷静な判断を下し、ときには厳しい判断をするリーダー的な素質を有する。

隊の規律を守ることを何よりも重視し
それを乱す者には厳しく指導することが多い。

一見厳しいだけの小難しい人のように思われがちだが
隊のまとまりが崩れることで大切な人たちが傷付いたり、
帰らぬ人とならないようにするための配慮でもある。

そのため、誰よりも心の奥底では仲間を大切に思っている。

愛用武器である銃剣リグ・ヴェーダには
破壊神シヴァ(暴風雨神ルドラ)が宿っており、
この力を引き出したときに身体から紅いオーラが発せられ
戦闘力が大幅に上昇する。この状態を紅の閃光と呼んでいる。

スペイン自治警備軍所属時代にテレサ・ヒメネスと婚約していたが
紅の閃光の力の暴走でその手に掛けてしまった過去を持つ。

作中での出来事

時の冒険者ACE ~後世へ語り継がれる叙事詩~

物語が始まった当初は、
世界を統括する組織AOT第4小隊所属で隊長補佐を務める。

この頃のAOTは魔力を持つ者の中で特に優秀な力を持つ者を隊員として入隊させる
基準を設けていたにもかかわらず、魔力を持たないシモンは
他の小隊長(主に第2小隊長アルフォンソ・ロンバルディ)から邪険にされていた。

ある日、AOTの運営のためにスポンサーを募った際に
スポンサー希望者との面談の警備に第4小隊が就いていたが希望者の一人、
闇の武器商人を自称するランダによって秋月代表が殺害されてしまう。
その犯人として、第4小隊の隊長であるニコラス・ガルシアが汚名を着せられてしまう。

シモンたち第4小隊の隊員たちはニコラスが犯人にさせられたことを知らずに
急な任務が課せられたとして、ニコラスによって第4小隊をAOT本部から遠ざけさせた。

この時のシモンは何かが起こったことを悟っていたが
隊の規律を乱すことは避けたかったことも相まって、敢えて指示に従いニコラスの付いていった。

そして、追撃の任に出た第1小隊長のイリヤー・ムーロメツと遭遇したことで
ニコラスが秋月代表を殺害したことを知る。

しかし、ニコラスが否定したこととイリヤーがニコラスを深手を負わせたこと
そして、このままでは第4小隊が全滅しかねないことを考慮し
秋月望愛に転送魔法を使わせ、この場のピンチを脱する。

転送先は少し離れた場所だったため
追っ手に追いつかれないようにするためにAOT本部から離れた。
意識を失い動くことのできないニコラスを担ぎながらであった。

さらに逃走の最中、真犯人のランダが真実を知る者を抹消するために
試作魔導兵器ラグナロクと共に第4小隊の前に立ちはだかる。

このとき、シモンたちが秋月代表殺害の真犯人がランダであることを
ランダ本人から知ることになる。

ニコラスが意識を取り戻し、逃げるための時間を稼ぐために
シモンたち第4小隊の隊員たちを転送魔法で逃がした。
この時、ニコラスはシモンに世界を救うこと託し
ラグナロクと戦い、瀕死の重傷を負う(死んだということになっている)。

ニコラスを犠牲にしてしまったことで託された任務は必ず果たさねばならないと考え
今はひたすら逃げることを考えたが、今度は他の小隊長たちに包囲されてしまう。

この時の戦いでシモンは瀕死の重傷を負ってしまうが
銃剣リグ・ヴェーダに潜む破壊神シヴァの力がシモンを乗っ取り
シモンが紅の閃光の力が暴走し、小隊長たちを圧倒する。

この暴走を止められる者はその場にはいなかったが
望愛が暴れるシモンを止めようとしたが、見境がなくなっているシモンは望愛まで手に掛けようとする。
そこに遅れてやってきたイリヤー・ムーロメツによってシモンの暴走は納まる。

このときのイリヤーはランダとニコラスの戦闘を見ておりランダが真犯人であることを知ったために
シモンたちをこのまま連れて帰る訳にもいかないと判断した上で秋月代表殺害の罪として国外追放処分を下した。

それは、シモンがランダを倒すことを願っての措置だった。これにより秋月代表殺害事件は幕を閉じる。

シモンたちはカナダへと逃げ、旧友であるクラウディオと合流し
4年の歳月を経て、AOTを掌握したランダを討ち果たすための組織
レジスタンス組織ACEを立ち上げた。

AOTへの奇襲作戦では3つの陽動部隊を使い小隊長たちをAOT本部から遠ざけ、
警備が薄くなったところを奇襲部隊で攻め込む作戦を行った。

奇襲部隊として攻め込んだシモンたちに
AOT本部入口で立ちはだかったのは4年前に真実を知り、
シモンたちを助けるために国外追放処分を下したイリヤー・ムーロメツだった。

イリヤーはランダに洗脳されていたため意志に反してシモンたちと戦ってしまうが
望愛の必死な呼びかけでイリヤーは意識を取り戻したが、また意識が消える前に自身を傷付け、動けなくした。

そして、この先にニコラスの息子であるリオンが
父親の仇としてシモンを討とうとしていることを聞かされる。

イリヤーはリオンから復讐の念を取り払った上で
ランダの魔の手から世界を救って欲しいとシモンに託し息を引き取る。

AOT本部に入るとリオンと対峙することになりシモンとリオンが交戦することになる。

シモンはリオンの誤解を解くために戦い、
リオンは父ニコラスの無念を晴らすためにシモンを殺すために戦った。

ランダは二人が戦い相打ちになることを望んでいたが二人が消耗し出したところを見計らって出てきて
リオンにニコラスや秋月代表を殺害した真犯人が自分であることを告げた。

このときランダは再びラグナロクを投入しシモンやリオンを抹消しようと考えたが
リグ・ヴェーダに潜む破壊神シヴァがラグナロクの自身に匹敵する力を脅威に感じ
気に入らない存在として、シモンに一時的に協力した。

紅の閃光としての力を暴走することなく発揮したシモンの前に
ラグナロクは赤子の手をひねるも同然の状態だったため、軽々と半壊させた。

ラグナロクがやられてしまったことで状況的に危ういと考えたランダは
味方であった弟のヴィリアムに助けを請うが、裏切りに合い殺されてしまう。
主を失ったラグナロクは制御を失い、自己修復を行って姿をくらます。

ランダの暗躍が表沙汰になり、そして秋月代表やニコラスを殺したのも
シモンたちではなかったことが明らかになったことで、シモンたちは追放されたAOTに戻ることになる。

レジスタンス組織ACEは役目を終えたことで解散している。

その後、望愛に自身の過去を語り親密な関係となり
行方不明のラグナロクを破壊し、平和になった暁には結婚しようと告げる。

しかし、その直後、時空の戒律を乱す存在である時空組織ディメンジョン・シフターが現れAOTは崩壊させられてしまう。
その際、ディメンジョン・シフターの幹部であったヴィリアム・レーンクヴィストに紅の閃光の力を封じられ、望愛を連れ去られてしまう。

過去(スペイン自治警備軍時代)に結婚の約束をしていたテレサ・ヒメネスが
紅の閃光の力の暴走で死なせてしまったこともあり親しい存在となった望愛にも不幸が訪れてしまい
人を好きになってはいけなかったと強く後悔し戦意を喪失してしまう。

しかし、シモンを慕う多くの仲間(レジスタンス組織ACEの構成員)たちの
強い呼びかけにより、望愛を助け、世界を救うことを決心する。

AOTとACEの二つの組織が力を合わせディメンジョン・シフターに対抗する新たな組織として
時空騎士団ACEを結成し、シモンはその提督となる。

ディメンジョン・シフターとの最終決戦の場で
生体ユニットに望愛が組み込まれたラグナロクとマジード(アズラエル)と戦うことになる。

望愛に傷を付けられないシモンにとっては最も勝ち目のない相手ではあったが
リオンの光の力【アイン・ソフ・オウル】のおかげで封印させられていた
破壊神の力を本来の力である暴風雨神ルドラの力として復活させて、紅の閃光として完全覚醒を果たすことに成功する。

この力を駆使して、マジード(アズラエル)を倒し、ルドラの持つ破壊と恵みの力を使い
ラグナロクを破壊し、恵みの力で望愛を救出することに成功する。

この時、残りの敵は朱元璋とヴィリアムだけとなり
二人がシモンたちの前に現れる。

ヴィリアムがシモンたちと戦おうとした時
朱元璋がヴィリアムを背後から攻撃し、シモンたち一同は
この事態に何が起きたのかと、ただ驚くだけであった。

そして、朱元璋は姿を変え、真の姿を顕わにする。
それは、死んだはずのランダであった。

ランダは動けなくなったヴィリアムにトドメを指し、
真のラグナロクであるディメンジョン・ラグナロクの成長ための糧とした。

ディメンジョン・ラグナロクの生体ユニットとなったランダとの最終決戦は
ランダの高次元魔封結界でシモンとリオンの力を封じられてしまったが
クラウディオが集めた世界中の魔力を持つ者たちの魔力を収束し
世界を守りたいと願う不滅の想いの力(絆の力)として、魔封結界を無効化させた。

シモン、リオンが紅の閃光と光の力を解放させランダごと
ディメンジョン・ラグナロクを倒すことに成功した。

終戦後、時空騎士団ACEは世界を統括する組織AOTに再編された。
そして、シモンは望愛との約束通り結婚した。

時の冒険者ACE外伝 ~堕ちた天使の覚醒~

主人公ディエゴ・フェリシアーノの回想シーンにて登場。
スペイン自治警備軍時代の18歳の頃のシモンが登場する。

初めて紅の閃光として暴走してしまった時が描かれる。
このとき、破壊神シヴァがディエゴの中に眠る死神タナトスの存在を示唆している。

時の冒険者ACE外伝2 ~時空を越えた愛のカタチ~

主人公藤原朔翔(クラウディオ・デ・ペドロ)の回想シーンにて登場。

スペイン自治警備軍の養成所でのクラウディオとの出会いや
本編にて国外追放処分後にカナダでクラウディオとの再会シーン
そして、レジスタンス組織ACE結成時のエピソードが語られる。

時の冒険者MTC 妄想の中で活きる戦乙女

元女子校のAOT学園の男しかいない3年B組の不良クラスに属している。
そのクラスの中では藤原と並ぶ影響力を持ち、基本的には
本編シリーズ異なる不良でチャラチャラした性格をしている。

担任いじめのリーダー的な存在であり
授業をボイコットすることもしばしばあるが
セバスチャンたちにノートを取っておくように指示を出したり
実際には単位など気にしているところもある。

コーネリア先生が妄想力を手に入れ、男だけのクラスを従順な女の子だけのクラスとしてまとめようとして、
妄想力の餌食となるが、その力の暴走で女体化ではなく、オネェ化してしまう。

その後、コーネリア先生が偽者の理事長と保険の先生であるエギン姉妹を妄想力で倒した際に、
使用した妄想力を失ったことでその効力が切れ、シモンは元に戻る。
そして、学園を救ったミラクル・ティーチャー・コーネリア(MTC)を慕うようになる。

なお、MTCは本編の物語のどこかに位置する話ではなく、完全なスピンオフ作品であり、
本編シリーズと微妙に性格が異なり、関連性は全くない別人扱いとなる。

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