二階堂麗子の父親である。昔は大手企業でサラリーマンをしていて、エリート中のエリートであった。
仕事でスペインに出張した際に出会ったセシール・ティーヌと恋に落ち、務めていた会社を辞め、
スペインへと移住しセシールと付き合いだした。その後、セシールとの間に麗子ができ、結婚を決意した。

しかし、セシールは名門のため、日本の一般人との結婚は許されることもなく、スペインから追い出されてしまう。
その後、日本で職を転々とし、なんとか生活をしている。そんな状態でも、セシールや麗子のことをずっと考え続けていた。

時の冒険者 ～荒ぶる時代の波を越えて～

フランスを追い出されて以降、職を転々としながら、フリーター生活をしていた。

ある日、神社のお祭りの金魚すくいの露天を出展していたが、
そこで偶然にも娘の麗子と出会ってしまう。

麗子が生まれる前に、フランスを追い出されているため、
初対面時には気が付かずに普通に接客をしていたが、麗子という名前と、
出会ったばかりのセシールに似た雰囲気を持っていたことより、自分の娘であることに気付く。

麗子が自分を見捨てたと思い込んでることで怒ってしまい、機嫌を損ね、帰っていってしまう。
藤原や雛子は誤解を解くために、麗子と尚之が話し合う場を作ろうとしたが、
麗子はクロノス五芒星集の一人、百虎にさらわれてしまった。

麗子を助けるために、尚之が体を張ったことで、誤解が解け、
数年越しにセシールとも再会することができ、しっかりとした形で結婚することもできた。