遺伝子操作によって魔力を宿した人間のこと。

魔法を扱える素質を持つというだけで
他の部分では通常の人間とは変わらないた、見た目ではそれとは分からない。

この精神的成功体の初代成功体は時の冒険者2で登場したランドルフ・ノイマンである。
その時代はまだ技術的に遺伝子操作の成功率が極端に低かったため、ランドルフの他にはごく僅かしか存在しない。

そこから200年後の世界である時の冒険者ACEでは成功率が格段に上昇しており、
世界中の半数以上の人が遺伝子操作によって生まれてきている。

また、精神的な遺伝子操作ではなく、
遺伝子操作で身体的に強化された者を肉体的成功体と呼ぶ。

時の冒険者ACEの世界では、精神的にも肉体的にも遺伝子操作で強化されている者も存在しており、
逆に遺伝子操作をまったく受けていない者をネイキッドと呼んで区別している。

時の冒険者Fの世界では、遺伝子操作は非人道的な行為とみなされ
過去に魔力を持つ者がいたということが歴史から抹消されている。

登場する作品

時の冒険者2 ～未来への鍵～
時の冒険者3 ～愛は惜しみなく与う～
時空破戒の乱シリーズ全般

備考

作中で、精神的成功体として登場したキャラクターは以下のとおりである。
似て非なる「真の成功体」は除く。

・ランドルフ・ノイマン（初代成功体）
・モニカ・ランチェスター（精神的成功体）
・イザベル・クリーブランド（精神的成功体）
・ニコラス・ガルシア（優性精神的成功体）
・ディエゴ・フェリシアーノ（優性精神的成功体）
・秋月望愛（優性精神的成功体）
・梁紅玉（劣性精神的成功体）
・ルクレツィア・ディ・カプア（優性精神的成功体）
・シルヴィア・パパンドレウ（優性精神的成功体）
・イリヤー・ムーロメツ（優性精神的成功体）
・コーネリア・マルティネス（優性精神的成功体）
・アルフォンソ・ロンバルディ（劣性精神的成功体）
・ユリアーネ・ベルヴァルト（優性精神的成功体）
・リリー・ベルヴァルト（優性精神的成功体）
・マルティナ・ベルヴァルト（優性精神的成功体）
・シモーネ・ベルヴァルト（優性精神的成功体）
・リクハルド・ハッカライネン（劣性精神的成功体）
・ビアンカ・エリサルデ（優性精神的成功体）
・ジェレミア・ディ・ヴァイオ（優性精神的成功体）
・ミレーヌ・ル・ヴォー（劣性精神的成功体）
・トリスタン・ロンバルディ（優性精神的成功体）
・朱元璋（優性精神的成功体）
・ヴィリアム・レーンクヴィスト（超優性精神的成功体）
・マジード・アリー・ムフタール（超優性精神的成功体）
・イライザ・トラヴァース（優性肉体的成功体）

※時の冒険者2の時代には、優性と劣性の区別はないが、能力的には優性である。
※ニコラスは素性を隠している藤原朔弥の偽りのデータであり、実際には遺伝子操作は受けてはいない。
※イライザは元は藤堂伊織のため、実際には遺伝子操作を受けてはいない。